profile
萩本たこHAGIMOTO,Tako
滋賀県大津市 在住
ダンボールクリエイター・フリーランスデザイナー・イラストレータ
デザインひとつひとつ主催
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長年デザイナーとして、たくさんのクライアントの想いやイメージを形にしてきました。
その仕事はとてもやりがいがあるものですが、だんだん「私自身の想いも表現してみたい」と思うようになり、2011年頃から癒し系のイラストを、2019年頃からは絵画制作を始めました。
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絵画では、美術団体「二紀会」に入らせていただき、主に爬虫類などのユニークな生き物を題材に描きました。
自分の絵が大きな美術館に展示されるのは、本当に誇らしい気持ちです。だけど、だんだんと、四角いキャンバスの枠の中で表現することが、息苦しくなっていったのです。
そんな頃、イラストレーター 木村タカヒロ氏の「自分劇場」という講座に参加しました。
そこはとても自由で、私はダンボールを使った立体コラージュを作ったのですが、その時のダンボールのタフな質感や、切り口のうねうねした面白さがずっと気になっていたのです。
その後、同氏主催の「ドリル」というアートサロンに参加し、ダンボールで作品を作るうちに、その面白さにどんどんハマっていったのです。
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ダンボールは、自由にならないけれど、タフでいくらでも想像を広げられる面白い素材です。
キャンバスの代わりに、空間全体に作品の「空気」を発する事ができる気がします。
「タク・ア・ラ・ジーマ」という私の空想の島では、虫や動物、深海魚や微生物など、世の中の不思議な生命、あるいはファンタジーや昔話なども自由に練り込んで、新しい生き物を創造しています。
タク・ア・ラ・ジーマの生き物たちが次々と生まれ、この世界が少しずつ濃く、深くなっていくのが楽しくてなりません。この不思議な世界を、たくさんの人に知ってもらい、一緒に面白がってもらえるように、これからも作品を生み出し続けていきたいと思っています。
略歴
- 1996.01
- デザインひとつひとつ 開業
- イラストレーション
- 2012.11
- 個展「内と外とそのまんま」(森のBe-Cafeギャラリー )
- 2014.02
- 個展「飾りたくなるへんないきもの♪」(森のBe-Cafeギャラリー)
- 絵画
- 2020.04
- 「不器用な君のすすみかた」 京都二紀展 研究生賞(京都市京セラ美術館)
- 2021.04
- 「"発見"はある日突然やってくる」 京都二紀展 奨励賞(京都府立文化芸術会館)
- 2022.04
- 「やべぇババァと言われたい」 近代美術協会春季展 入選
- 2022.11
- 「外へ!」 第75回 二紀展(東京) 入選(国立新美術館)
- 2022.12
- 「なにから、どこから、そこから」 滋賀県展 入選
- 2023.01
- 第46回 FEB展 出展(京都府立文化芸術会館)
- 2023.04
- 「そこここのワールド」 京都二紀展 出展(京都府立文化芸術会館)
- 2023.11
- 「決めているのに迷うふりカエル」 第76回 二紀展(東京) 入選(国立新美術館)
- 2024.01
- 第47回 FEB展 出展(京都府立文化芸術会館)
- ダンボールアート
- 2024.06
- 「ヘイホー茸」 第74回 大津市美術展覧会 NHK大津放送局賞(大津市歴史博物館)
- 2024.12
- 「全部見えてるゾロゾロ ゾウハナヒャクメモドキ」 第78回 滋賀県美術展覧会 入選(滋賀県立美術館)
- 2025.03
- 個展「たからの島の住人展」(ギャラリー be-kyoto)
- 2025.06
- 「キハダカメトカゲ」 第75回 大津市美術展覧会 市展賞(大津市歴史博物館)
- 2025.07
- 「阿(あ)のうし・吽(うん)のうし」 ドリル展 グループ展(銀座アートホール)
- 2025.10
- 「マネマネの木」jigazou5(自画像展) グループ展(イグ_エム_アート)