works
ゾウハナヒャクメモドキ
![]()
大きな目を擬態や模様として、体に持っている生き物ってわりとたくさんいるんです。
イモムシの仲間や、鳥や魚にもたくさんいます。リアルできれいで、どうしてそんな模様に辿りついたのか、進化って不思議です。
そんな不思議を持つ生き物が作りたいな、と思って、この生き物が生まれました。
「ゾウハナヒャクメモドキ」
「ヒャクメ」は、目がたくさんついているから。「百」とか「千」とかたくさんある事を昔の人はよく名付けていますよね。「ゾウハナ」は、完成した後でゾウの鼻みたいだなと思って。「モドキ」は... まぁ、なんというか、それっぽいものに生物学者さんがつけそうだな.. みたいな感じでつけました(笑)。
本当の目は、先端の黒い小さな丸い「点」です。
一見不気味だけど、よく見るとかわいくて臆病なイモムシくんなのです。
色は、紫や緑が混じり合う、きれいな光沢のある色できれいです。
この作品は、2024年の滋賀県美術展覧会で入選になりました。
2024.11 制作
サイズ:69 × 19 × 39(高) cm
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()